愛国心 2012 12 16
愛国心がなければ、真の外交はできない。
書名 新聞・テレビが伝えなかった北朝鮮
著者(編者) 小倉 紀蔵 角川書店
この本で印象に残ることは、こういうことです。
著者によると、日朝友好京都ネットの市民交流グループの参加者の中に、
自称「極右」の男性がいたそうです。
この男性の語る言葉が、もっとも核心をついていたかもしれません。
この右翼男性が、平壌でのパーティの席上で、
北朝鮮側の人物と会話をしたそうですが、
その時、こんなことを言われたそうです。
「わが国に来てまで、日本の悪口を言う日本人は信用しない。
日本を愛する日本人を信用する」
著者は、こう言います。
これは、大変重要な言葉である。
これまで北朝鮮に来た数多くの日本人たちの言動を踏まえて言ったものである。
数十年の間、左翼的な日本人たちが平壌に来ては、
「日本は、どうしようもない」、
「日本は、嫌いだ」、
「日本より共和国(北朝鮮)の方が、すばらしい」と、
言い続けてきたことへの率直な批判である。
外国へ来て自国の悪口を言っているだけの人物と、
いつまで付き合っていても、何も動かないということを、
北朝鮮側も、よく知っているのであろう。
(以上、引用)
最近は、「反日の日本人」が少なくなりました。
昔は、左翼や左派の評論家や学者が、
北朝鮮を「地上の楽園」と喧伝していました。
しかし、こういう左翼や左派の人たちは、
結局、北朝鮮から捨てられて、どこへ行ったのでしょうか。